転んでもタダじゃ起き上がらない! in ドイツ

憧れの海外就職の失敗談。こんなはずじゃなかった。。をお届け

海外で働きたい!ドイツに来てみた!!労働環境とモチベーションの問題。私の大失敗。。の巻(2)

前回に続いたお話。

 

飲食店を選んだのは諸条件をみて

まぁなんとなくできそうだな、なんて思ったこと

やっぱりずっとやって来たことがあればそれなりに出来ると思うし

ドイツ語が話せない分、出来ることから始めようって思うし。

 

でもやっぱり私はずっと現場で働きたくはなかったので

とりあえず働かせてもらって2年くらいで仕事見つけて

転職しようなんて考えていたのだ。

 

なんともスイートで脳内お花畑な話だ。ちゃんちゃらおかしい。

今考えると我ながらなんも考えてなかったのだな。甘い。甘すぎる!!

こんなんじゃ人種のルツボ・ヨーロッパでは勝ち残れないのだ。

 

とまぁ今だから言えることだが実際にドイツにきて働き始めてからのお話を綴ろうと思います。

 

まず、私が仕事を始めたのはデュッセルドルフ。

そう。言わずと知れたヨーロッパで三番目に大きな日本人コミュニティがある地域。

街を歩けばどこもかしこも日本語で溢れている。

下手したら日本語だけでやっていけるんじゃね?ばりの。

居酒屋やラーメン屋、日本人経営の美容室。。いっぱいあります。

もうここは日本。

 

最初デュッセルドルフに就職が決まった時は、なんだかんだ初めての海外就職だし

日本人がいっぱいいる方がいいな!よかった!

なんて思っていたんだが、蓋を開けて見レバ。。。

 

そう。コミュニティが小さすぎるがために誰が何をしているのか

誰とどこを歩いていたのか

すぐにバレるのだ。秒速。

ある人は言っていた。デュッセルの噂は3日で全域に広まるのだと。。。。

 

実は私はそういった仲間意識強目のコミュニティがどうも苦手である。

地元感溢れる感じ。地元ラブ!イェーイ!感。

(そもそもデュッセルドルフをデュッセルとかフランクフルトのことをフランクとか省略する日本人も嫌いだ。東京のことヒガシっていう人いないでしょ?)

 

そういうのが嫌だったので日本でも地元を離れて東京で仕事をしていたのに

遥か彼方異国の地、ドイツで日本より遥かに狭いコミュニティに舞い戻って来てしまったのだ。

ここでまず私の気持ちはすごく萎える。萎えに萎えるのである。

ドイツについて2日で萎えまくりである。

仕事が始まる前にこれで良いのか。。。

 

そしていざ仕事へ。

なんのことはない、普通の飲食店の仕事だ。

掃除から始まり、営業開始、そして終了

普通そうだ。

でも私は初日から思ってしまったのだ。

トイレ掃除をしている時に。。。

 

 

 

 

。。。。。。。私ドイツに来てまで何してんだ?

トイレ掃除?

床掃除?

これって本当に私がやりたかったこと??

 

 

 

 

そう。全ての考えはこの疑問から始まったのだ。

ドイツに着いて3日後のことだった・・・・・