転んでもタダじゃ起き上がらない! in ドイツ

憧れの海外就職の失敗談。こんなはずじゃなかった。。をお届け

日本滞在と摩訶不思議な気持ち

波乱万丈な3ヶ月を終えて

ようやく日本に帰ってきた。

色々あったけど、全部勉強になったし、よかったな

結果オーライということで。

 

やっぱり実家は最高

日本のスーパー最高!

なんでもある!なんでも美味しい!やすい!

世界一!

 

私の実家は札幌なので実家ではゆるりと時を過ごすことができた。

して東京にも遊びに行こうということで

東京に遊びに行ってきた。

 

9年も東京に住んで、私は日本では東京以外住めないな

と思うくらい、あの騒がしい街が大好きなのだ。

 

24時間好きな時に欲しいものが手にはいる、世界で一番便利な都市だ。

 

だけど、退職してから+ドイツ期間含めて約5ヶ月東京を離れていただけで少し違和感を覚えた。

 

・・・あれ?

なんだろうこの違和感。

 

歩いているだけで人にはぶつかるし

電車はいつの時間帯だって満員

欲しいものはどこにいたって手に入るけど

街がうるさく感じた。

 

そう。5ヶ月ぶりの違和感は

物に溢れすぎて街にいるだけでとても疲れる、ということだった。

 

ドイツでは日曜日は一部の飲食店を除き、

スーパーを含め全てお休みである。

平日の夜ともなれば22時以降はダウンタウンでも人はそんなに歩いていない。

日曜の過ごし方と言ったら、散歩やワークアウト、お家でディナー、家族の時間、と言ったところだろうか。

 

その感覚に慣れつつあったので

東京という街が物に溢れかえったうるさい街に思えたのだ。

 

ゆっくりと時を過ごし

大切な人たちとの時間を大事にするヨーロピアンと

せかせかと日々を過ごしている日本人とはこんなにも時間の過ごし方が違うのだな、と思った。

別にどちらが良いというわけではない。

 

ただ、私は東京での仕事は大好きであった。

誇りを持って働いていたし、尊敬できる人たちと一緒に働けていたからだ。せかせかと働くことも大好きだった。

一生懸命働いて、評価されて、昇進する、そこに価値を感じていたからだ。

 

でもドイツに来てみたらどうだろう。

全ては人生のための仕事なのである。

日本でも近年重要視されているワークライフバランスである。

 

好きなことを仕事にして、人生のために仕事をする

日本人は仕事のために生きていて信じられないよ

 

なんてよく言われていたが

まぁ好きな仕事をしてその仕事が形になっていくのなら

それほど楽しいことはないのだから

私は満足だったが

ヨーロッパに来てから少し考えが変わって来たように思う。

 

ただ、恋愛や趣味を優先させすぎると

仕事がおろそかになりやすい人間なので

仕事が充実していることが私のワークライフバランスである。

 

仕事に軸をおき、趣味も恋愛も楽しむという生き方。

 

私にはそっちの方が合っている。

 

この先私にはどんな人生が待っているのかな。

私の人生の最大の目標は

 

「あ~楽しい人生だった!悔いなし!」

 

と言って死ぬことだ。

できれば孫にこの人生の武勇伝を聞かせたい。

娘ではなく、孫というところがポイントだ。

 

クールでクレイジーなグランマになるのが私の夢だ。