転んでもタダじゃ起き上がらない! in ドイツ

憧れの海外就職の失敗談。こんなはずじゃなかった。。をお届け

このままじゃヤバい。崖っぷち三十路。

VISAの担当者さんが良い人だったり

会社の人たちが良い人だったり

ボスが家をくれるっていったり

(部屋が2つあってキッチンとバスルームがある大きな部屋だと!)

テンポラリーの家の大家さんは住民登録用の紙にサインしてくれるし、お陰様で住民登録できたし、

(普通は短期間だとサインしてくれないところも。)

ラッキー続きの私です。

人生はラッキーでできてます。

 

特にVISAの担当者さんが良い人ってのはとても良いこと。

ドイツでは担当者さんによってVISAがおりるおりないが変わってくるらしいからね!

今は申請中ですが、それまで今のところ不法労働者です(*゚∀゚*)

 

私はドイツ語話せないって主張した上で

かなり運良くドイツの会社に採用されました。

もちろんみーーーんなドイツ語で話すからちんぷんかんぷんだし、今はやることないよっ!て言われるから終始やることないのです。

それはつまり地獄です。

何すれば良いのかわからないし

手伝う?って聞いても今はないよーだし。

 

私…

なんで雇われたんだろう…

まじ役立たずにもほど…

電話もとれないし

来客対応もできない。

 

何にもできない。。。

これで他の従業員よりも給料高いとか終わってる。

やばい。

 

ドイツには雇用期間6ヶ月があり

こちらは双方理由なしに解雇・退職することが可能。

かなりシビアなものなのだ。

 

や、やばい

このままだとマジで普通に解雇や。

 

とにかく仕事を作ろう。

と思ってマーケティング用にもう日本の企業リストをいけそうなとこをリストアップ。

そんなのも小一時間ありゃぁ終わるわけで…

 

あとはフォルダ内の資料を訳したり…

茶飲んだり

トイレ行ったり…

みんなの話に耳を傾けて。。。

 

あ、この単語わかる

あ、これも聞いたことあるかも…

なんてのをひたすら。ただひたすら。

 

そして社長とミーティング。

もちろんドイツ語。

ひとしきり社長話終わった後で

話してた内容わかった?

 

………すみません。わかりません…

もう謝るしかない。申し訳ない。

幸い、英語と似てる単語もあるのでなんとなく内容はわかったけど、理解には程遠い。

 

これはマジのやつだ。

マジで3ヶ月くらいで日常会話くらいできなきゃ無理かも。

やばしやばしやばし。

 

気持ちはひたすら焦り

 

しかし、みんなと話したい

理解したいって気持ちがとてもとても大きくなって来たので

頑張れる。

 

すんごい優しいギリシャ人の子が 

私もそうだったからわかるって言って

いつも話しかけてくれる。

社長の彼女だけど。

今となってはペラッペラなドイツ語。

2年しかいないみたいだけど

彼女的には私も全然間違ってるよ!って言ってるけど

その違いすらわからん。

 

私もこんな風になれるのかな。。。。

 

こんなによくしてもらって

お返ししなきゃいけない。

 

社長、私の扱い方よくわかってる😂

 

よくしてもらったら返したくなる人間の心理!!

私がドイツ語ぺらっぺらだったらこんな問題解決するのに…!!

って思うことがいっぱいある。

だから頑張る。

 

期待に応えられるように…

骨をうずめる覚悟になってきました……

 

合理的な国ドイツの不思議

 

人生2回目のドイツ挑戦をしている私です。

本日はフランクフルトに行ってきます。

 

なんと私の住んでいるところからフランクフルトまでは電車で1時間半。

しかも電車は1時間に1本(*⁰▿⁰*)

人生初の超絶田舎住まい。

 

こりゃハタマタ人生初の車を外国で購入することになるな!

まぁビザがおりてからになると思うので

それにはまだまだ道のりは長そう。

 

さて、ドイツの電車は切符を買って乗り、

電車の中で切符をきる人がいます。

無賃乗車しないためですね。

ていうか電車の中とかでもチケットが買えるのでちょっとシステム的に意味不明。

改札がないんだもん。

定期みたいなので市内ならどこでも無料みたいなパスもあるので、市をまたいだ時に徴収されたりなどなど。

 

そんなら改札作って機械で一括管理した方がよくね?って思うがそうすると雇用がなくなるからなのかな。でもとまった駅ごとにだれが新しく乗ったのかとか覚えるの私なら無理。笑

 

公共のトイレだって有料だし

レストランのトイレも有料。

専用の掃除のおばちゃんがいます。

 

ドイツの企業ではよく担当者はその担当以外やらないっていうけど、ホントにそう。

私はどちらかというと仕事はやりたがりだし全部把握してたいから仕事盗っていくやつと思われそう。

 

それに、企業では大学生など勉強しながら仕事をするトレーニー文化があります。

週の半分は学校いって、半分は出勤みたいな。

だから、コーヒーいれたりスーパーにランチ買いに行かせたり、駐車場の車動かしたりのすべての雑用はトレーニーの仕事。

私がやってもいんだけど😂😂って気持ち。

 

なぜなら今はドイツ語もわからないし

仕事内容もわからないから雑用くらいしかやることないんだもん。

でもそれすらもやらせてもらえない(*゚∀゚*)

雑用は社員がやるべきことではないのだ。

 

うちの会社ではトレーニーは5人もいるし

正直手に余ってる😂

 

日本だったらこのコストの掛け方色々ありえないよな〜。

なんて思いながら、恐るべし、学ぶ人たちに優しい国ドイツ。

と私は思ったのです。

海の上を歩く!

 

時差ボケで絶賛5時から目覚めている私です。

なんだか不思議な夢を見ました。

 

ハワイの透き通って地面まで見えるような美しい海の上を走り回る夢です。

楽しく意気揚々と走り回りました。

 

こちら先週までいたハワイの写真♬

f:id:Menchi44:20180117133548j:image

 

私は夢占いとか信じちゃうタイプ

(意外だがスピリチュアルなことは信じるのだ。ただし、いいことだけ)

なので早速調べてみました!!

 

な、なんと大吉夢ということで…!!

 

ー以下引用ー

http://yumeuranai.biz/?p=2482

海の上を歩く夢は、あなたが強い意志と目標を持って計画的に人生を前進させる気持ちの表れと、その努力の結果、素晴らしい成功を手にいれる暗示です。夢の中で歩くということは、心身ともにエネルギーが高まり、人に頼ることなく自分で自分の人生を切り開く準備ができていることを表します。普通は海の上を歩くということはありませんが、その不可能に近いことを実践している夢には、自分を信じる強い想いがそこにあることを表しています。また、海は無限の可能性を意味しますので、今のあなたには不可能という文字はないのかもしれません。小さな成功体験を積み重ねることで、未来は大きく変わることを信じて、今まで以上に努力していきましょう。

 

ーーーー

 

走り回った海はなだらかではなく、渦を巻くような少し激しめの水面。すぐ下には珊瑚礁が。

珊瑚礁も裸足で乗ると足切るからネ。

なぜか知らないけど、カラスが3羽くらい海の底で歩いてて、ちょっと気持ち悪かった。

不安にはならなかったけど、努力をしなければ飲まれてしまう可能性もあるよ、っていう思し召しだったのかも…!

なんて考えたりもできました。

しかしなんて鮮明な夢。

 

ともあれ、なんだか初出勤後で幸先良さそうだな!

 

ファイト一発〜!

 

祝!初出勤(*⁰▿⁰*)

さて、本日より久しぶりに念願のオフィスワーカーに舞い戻ったわけです!

なんと約5ヶ月ぶり!!

まともに働くのもそれくらいぶりっつーことや。ひーー

 

今回は

札幌→東京羽田→ドーハ→フランクフルト

 

という長時間ルートのフライトでした。

それぞれの乗り換え時間が2時間以内と結構短めでしたがなんとか✨✨

ドーハでは到着が遅れて、次の乗り換えが7時半というところ7時に到着してトランジットの検査するころには7時20分を迎え、ゲートに向かうには5分しかないという驚異的なトランジットをしなければならず

美しいと称されるハマド空港なんか見る間もなく

空港を爆裂ダッシュ

 

見かねた通りすがりの職員が

どこいく?と聞いてきたので、その時点で7時28分を迎えてた私は7時半発のフランクフルト行きだよ!と食い気味に返答。

すぐさま無線で連絡をとってくれて見事に間に合いました。

 

間に合ったにもかかわらず濃霧のため出発は2時間遅れましたとさ。

 

隣には中東系の男の子。

3列シートで私の席は窓側。

男の子は3列の真ん中。

…ん?

通路側は空いている。

なのに彼は真ん中に座ったまま。

…ん?せまくないか?

せっかく空いてるんだから真ん中空けてお互いに広く座ろーぜ!っていう私の気持ちとは裏腹に、私が窓に寄りかかって寝てると

Extra pillow?(まくらもう一個いる( ^ω^ )?)

などと超絶笑顔で聞いてくる。

 

あ、うん、サンキューでーす!

 

だが普通に一個席離れてほしい

だけどこの人も意図があってこの席にしてるのかも…

 

私はとりあえずそのままでいた。

またしばらくして彼が話しかけてきたがもう飛行機の音がうるさくて何を言ってるか全く聞こえない。たぶん席移動しようか?なのか移動する?もしくはカバンこっち置く?

のいずれか。でも聞こえなかったし聞き返すのもめんどくさくてノーセンキューにしといた。

 

してしばらくして体制変えるのに縮こまって横になってたらついに彼がこっち(通路側)に動くから真ん中まで足伸ばしなよ!

 

…いまさらなんかーい!

と内心思いつつ(*゚∀゚*)

中東のイケメンに感謝

 

で、次の日にVISAやらなんやらを申請しに行くと思っていたが早速初出勤でした(*゚∀゚*)

 

そしてセールスかなと思ってたらまさかの社長秘書兼マーケティングという超重要ポジションでした(*⁰▿⁰*)

だ、大丈夫なのか私は…(*⁰▿⁰*)

 

しかも、社長からは

慣れたら給料はこの額にするから、シリアスにやってくれよ。

従業員には前もって大きな会社のハイポジションから来てるって言ってあるからしっかり頼む

 

といわれ、提示金額はまさかの日本でもらってた給与額より多い(*⁰▿⁰*)

プレッシャー半端なく、これは本気でドイツ語も学ばないとやばいぞ。。。

と、またケツに火がついてしまいました。

 

しかも社長から、俺の家を改装して貸す

と言われたのでどんな立派な家になることやら……2.3ヶ月待ってとのことなのでそれまではウィークリー住まいです。

 

そんなこんなで、本日は覚えることがてんこ盛り。

期待も富士山のごとく高く

プレッシャーはマツコデラックスよりもはるかに重い。

そしてドイツ語レベル0、英語レベル7の私。(10段階自己評価)

 

はっきりと明確に

 

《ここでしっかりと成果を出さなければ、この会社でのポジションはないからね》

 

と明言された。

 

これが外資。

これが外国で働くということ。

人より倍以上努力しないと、ついていけない。

ついていけないけど期待は人以上。

なんてったって今オフィスにいる女子たちより下手したら私の方が給料が高い。

社長の戦略が垣間見れるがここは社長の戦略に乗るしかないし乗らねば生き残れない。

 

戦いの火蓋は切って落とされた!

日本滞在と摩訶不思議な気持ち

波乱万丈な3ヶ月を終えて

ようやく日本に帰ってきた。

色々あったけど、全部勉強になったし、よかったな

結果オーライということで。

 

やっぱり実家は最高

日本のスーパー最高!

なんでもある!なんでも美味しい!やすい!

世界一!

 

私の実家は札幌なので実家ではゆるりと時を過ごすことができた。

して東京にも遊びに行こうということで

東京に遊びに行ってきた。

 

9年も東京に住んで、私は日本では東京以外住めないな

と思うくらい、あの騒がしい街が大好きなのだ。

 

24時間好きな時に欲しいものが手にはいる、世界で一番便利な都市だ。

 

だけど、退職してから+ドイツ期間含めて約5ヶ月東京を離れていただけで少し違和感を覚えた。

 

・・・あれ?

なんだろうこの違和感。

 

歩いているだけで人にはぶつかるし

電車はいつの時間帯だって満員

欲しいものはどこにいたって手に入るけど

街がうるさく感じた。

 

そう。5ヶ月ぶりの違和感は

物に溢れすぎて街にいるだけでとても疲れる、ということだった。

 

ドイツでは日曜日は一部の飲食店を除き、

スーパーを含め全てお休みである。

平日の夜ともなれば22時以降はダウンタウンでも人はそんなに歩いていない。

日曜の過ごし方と言ったら、散歩やワークアウト、お家でディナー、家族の時間、と言ったところだろうか。

 

その感覚に慣れつつあったので

東京という街が物に溢れかえったうるさい街に思えたのだ。

 

ゆっくりと時を過ごし

大切な人たちとの時間を大事にするヨーロピアンと

せかせかと日々を過ごしている日本人とはこんなにも時間の過ごし方が違うのだな、と思った。

別にどちらが良いというわけではない。

 

ただ、私は東京での仕事は大好きであった。

誇りを持って働いていたし、尊敬できる人たちと一緒に働けていたからだ。せかせかと働くことも大好きだった。

一生懸命働いて、評価されて、昇進する、そこに価値を感じていたからだ。

 

でもドイツに来てみたらどうだろう。

全ては人生のための仕事なのである。

日本でも近年重要視されているワークライフバランスである。

 

好きなことを仕事にして、人生のために仕事をする

日本人は仕事のために生きていて信じられないよ

 

なんてよく言われていたが

まぁ好きな仕事をしてその仕事が形になっていくのなら

それほど楽しいことはないのだから

私は満足だったが

ヨーロッパに来てから少し考えが変わって来たように思う。

 

ただ、恋愛や趣味を優先させすぎると

仕事がおろそかになりやすい人間なので

仕事が充実していることが私のワークライフバランスである。

 

仕事に軸をおき、趣味も恋愛も楽しむという生き方。

 

私にはそっちの方が合っている。

 

この先私にはどんな人生が待っているのかな。

私の人生の最大の目標は

 

「あ~楽しい人生だった!悔いなし!」

 

と言って死ぬことだ。

できれば孫にこの人生の武勇伝を聞かせたい。

娘ではなく、孫というところがポイントだ。

 

クールでクレイジーなグランマになるのが私の夢だ。

全てがうまくいく時とスピリチュアルなこと

何もかもが流れるようにうまくいく時がある。

私は運を信じている。

というか私の人生の半分は運でできている。

運が良いのだ。

 

今回の流れはすごいタイミングだった。

導かれていた。

 

ドイツで次の仕事が決まり

日本に帰国する航空券のチケットを取ろうと思っていた矢先

ある人から電話をもらった。

仕事の話である(諸々あるのだが詳しくは書けない)

この仕事が終われば大金になるのだ。

ハワイに2週間近く滞在するのだが行ける時期がピッタリはまって

日本に滞在ハワイ滞在日本帰国ドイツ

という何から何までうまくいく流れになったのだ。

 

次の職場には1月中旬からの仕事でOKと許可をもらっていたし

まだ日本からドイツ行きのチケットも買ってなかったし

何よりも日本帰国中にお金が入ることがよかった。

 

なぜなら私は去年分の住民税を払わなければならないからだ。。

その額なんと12万。。。涙

そしてえいやっととったドイツ、日本の往復航空券などなど

30万超の支払いが待っていたのだ。。。。

こんなお金どこにもない、、、、

 

だからこそ今回のオファーはラッキーであった。

 

というわけでは私は年末年始を含めハワイに17日間も滞在。

 

正直言ってリゾートに滞在するのは好きではないのだが

(特にハワイは物価が高い)

ドイツは海もなけりゃ今時期はかなり寒いので光合成をしよう!

ということで今回、人生で初めて焼いてみることにした!

 

オイルを購入し、ウキウキ気分でプールサイドへ

iphoneから流れる曲はウキウキラテンソングなdespacito

Alex SpallowShe is crazy but she is mine

気分は上々である。

 

あまり焼きすぎても痛くなったら嫌なので表と裏で1,5時間ずつくらいの合計3時間/日 と考えて焼いてみた!

 

それを17日間続けたのだ。

続けたけど結果全く焼けなかった。

私の体はどうやら光は吸収しない体質のようである。

ちょろっと水着の跡がついたくらいで

同じく日本人の女の子と写真を撮ったら私は真っ白である。

 

がっくり。。。。

まぁ多分私に小麦色の肌は似合わないのだろうな。

そういう顔してないし。

 

という感じで私は2週間のバカンスを楽しんだ。

 

いつものようにプールサイドで焼けない日焼けをしにいく途中

すっごい見慣れた顔とすれ違った。

お互いに

 

「。。。。ん??」

 

6年前に少しだけ仕事をしたことがある取引先の副社長さんだ。

当時22歳の私は副社長に呼ばれればどこにだって飲みに行った。

 

超久しぶりの副社長は家族で来ており

なんとディナーに誘われた!

運よく11日の2018年元旦のディナーをRuth Chris Steak Houseという高級ステーキレストランで過ごすことができた。

超ラッキー!まじごちそうさまっす!!

 

ファミリーも超素敵で面白くて

大好き!ホント会えてよかった!

 

私って本当にラッキーだわ!!!

なんて思っていた矢先、ウィキペディアにも載っているミリオネアの

息子がハワイに住んでるから、ハワイのいいところ色々紹介してもらってね!と言って知り合いに紹介された。

One Alamoanaというアラモアナショッピングセンター直結の超高級コンドミニアムに住んでいるらしい。

 

まぁ、紹介されたからと言って実際会うわけじゃないし、、

と思っていたがひょんなことから

 

「プロサーファーのカメラマンの上映会やるからおいでよ」

とお誘いいただいてワンアラモアナにお邪魔することとなった。

まぁまぁ高級リゾートマンションである!

専用の映画館でひたすらサーフィンの動画を見る。

 

波乗りしてみたいなぁ~

なんて思うが私はジョーズを見てから海がちょっと怖いので無理。

溺れてる映画とか見るとつられて息ができなくなるタイプ

 

なんやかんやで人に会えたり

教えてもらったり紹介してもらったり

時々でスンバラシイ出会いに恵まれている私は

運命に導かれているとさえ思うのだ。

 

このまま先に突っ走りたいものである。

 

ドイツのクラブ事情

ドイツはナイトクラブが有名である。

私はそんなにクラブが好きではないのだが

(友達とはしゃぐならたまにはいいけど)

デュッセルドルフ最後の週末に誘われたので行くことにした!

 

デュッセルドルフでは男性は襟付きのシャツを着ないと入れないようなクラブらしい。

 

早速入ってみるとそこはズンドコフィーバーであった。

 

入場料はひとり20€、入り口でカードを渡されて

こちらのカードでドリンクを購入していくらしい。

ドリンクの支払いは最後にまとめてというスタイル。

そのため、クロークに荷物は全て預けることができる。

 

入り口で支払いを済ませていざ!!

 

英語の曲ばかりだったが私はそんなにクラブに行かないので

知ってる曲が全然ない。

ドイツにいるならクラブも行くことあるだろうし

クラブミュージックも勉強しようと密かに誓った。

(そもそもあんまり音楽聴いたりしないタイプ)

 

相棒は職場の男の人である。

この人は4年ほどドイツにいて

最後だからと連れて行ってくれたのだ。

 

初回のクラブはやはり慣れてる人に連れてってほしいし、

女子だけだと危なかろうということで

この相棒と行くことにした。

 

彼とは仕事上は全く話をしない。

なぜならあの職場はカオスすぎて

誰が味方かわからないのでもはや自分の気持ちは誰にも言わないという鎖国状態になっていたからである。

 

しかし彼とはなんだかんだ打ち解けて愚痴を言い合う仲になっていた。

そしていい感じに酒も進んできて

イエガー、テキーラと祭り状態で飲みまくっていたら・・・・

 

スコーーーーッン

 

と私の記憶は途絶え

全く見知らぬ金髪ドイツ人女子に囲まれ、介抱されていた。

異国でも酔っ払いのどーしようもない奴には優しくしてくれるのね

世界の優しさを感じたよ。

女子たちは私の両脇を抱え、クロークまで連れてってくれて

全部荷物があるかどうか確認させた上でタクシーにまで乗せてくれた。

私は具合が悪すぎてお礼もちゃんと言えたかどうかわからない。

ありがとう!!

君たちの優しさは永遠に忘れないよ!!

私も酔っ払いの女子がどこかで一人でくたばっていたら助けると誓うよ!

 

して異国にいたって、言語が違くたって

どんなに酔っ払っていても私は自宅には帰れるらしい。

 

タクシーの運ちゃんが家の前まで連れてきてくれた。

 

「ここだよな?もう降りてくれ!」

 

運ちゃんがここまで私に辛く当たるのは

タクシーが信号で止まるたびに私はドアを開けて外に吐きまくっていたからである。

 

ここでさらに私は彼を怒らせることになる。

 

現金がない。

 

「カードで払えます??」

 

「払えねぇよ!」

 

「あー。。現金ないっす!てへ!」

 

「・・・・。なんだよもう!」

と行ってATMがあるところまで再びドライブ。

無事現金をおろして

運ちゃんに現金を渡してスィートホームに帰ってきた模様。

 

次の記憶は朝10時。

猛烈な具合の悪さで目が醒める。

 

もうベットから起き上がれない。

無理。

ずーっとゴロゴロゴロゴロ具合悪さと戦っていた。

もう、酒は飲まない。。。。。

なんて人生で何回誓ったろう。

そんなことは無理なのに

私は同じことを今日も繰り返している。。。。

 

 

そんなことを考えながら

なんか今日は外の声がやけに聞こえるなぁ~

日曜日だからみんな外に遊びに行ってるのかな

元気だな。。

 

なんて呑気に考えていたその矢先にまた

吐き気が。。。。。

 

 

トイレに駆け込む!

 

。。。。。。ん?あれ?

 

玄関の戸が開いてる。。。。。٩( )و

そう私は玄関を開けっぱなしで寝ていたのだ。

なんと不用心な。。。。

 

そしてカバンや財布の中身はバスルームに見事ぶちまけられていた。

 

なんてこったい。。。。

 

でも今はそんなことは考えてられない。

もう胃液も出尽くした。

もう出るものがない。。。

でも辛い。。。

水分欲しい。。。

水分取るとまた全部出てっちゃう。。。。

体が震える。。。

お腹も空いた。。。。

とりあえずなんか食べよう。。。

そうだ。出前を取ろう。。。。

まずくてもいいから日本食が食べたい。。。。

寿司を頼もう

 

40分くらいしたら寿司が届いた。

まずかった。

しかしそんなことはもういい。

とりあえず二日酔いの時はやたらと腹が空くのだ。

とりあえず食べる。

食べたらまた吐き気が。。。

 

もったいないけど、、、、全部出て行ってしまった。。。。

さよなら寿司。。。。

 

そうして私の日曜日はトイレとベッドの往復で終了するのであった。